よわむしめがね(@Yowamushi_glass)です。
西日本の豪雨により被害が拡大しています。被害にあわれ、不幸にも亡くなった方もいる状況、ご冥福をお祈りしています。また、今も被害にあわれている方々の一日も早い復旧を政府にはお願いします。
今年の夏が、平成最後の夏になります。来年は新しい元号のもと、新たなスタートとなります。平成最後の○○もあと残り少なくなって来ています。あなたの平成最後の○○、やり残していることありますか?どうでしょうか?
平成の世も30年程続いたことになりますが、今改めて振り替えると【大きな、記憶と記録に残る災害が多かったなぁ】と感じます。
まだ1年程残っていますが、日本全国いろんな災害に晒される状況がたくさんあり、その度に被害にあわれた方々がたくさん出てしまいます。
災害が起こったとき、政府には迅速な対応は期待したいところですが、支援が届くまでに時間がかかることが多いのではないでしょうか?
であるなら、支援前提にするつもりはありませんが、支援が来るまで持ちこたえられるように、日常から備えを怠ってはいけないですね。
日常から防災の意識は高めておかないと、いざというときはやはり動きがとれなくなりがちです。
わたしがモンベルを使う理由のひとつに、防災の観点からでもあります。最悪外で寝たり、食事や道具が満足に揃わない状況が生まれるかもしれない。
そんなときに必要最低限の生活で、生き残れるか?なにも対策を打たないとツラい思いをするのは自分です。
そうならないように、日常からアウトドアグッズに慣れ親しんでおいて、いざというときに使い物にならない、という状況を避けようとしています。
まぁ、そんな状況がこない方がいいんですけどね。でもこの日本では、いつ、なんどき、どこで、どうなるか、わかりませんからね。
少なくとも家にいるときは万全の体制を整えておきたいものです。
災害時は情報の共有が超重要!アンテナは常に張り巡らせておきたい
災害が起こるとき&起こりそうなとき、重要なのが【今現在、どういう状況なのか】をいち早くつかむことにあると思います。
ネットでもテレビでも何でもいい。例えば、避難指示が出ていたら迅速に対応しますよね。そのためには、1にも2にも【情報】です。
情報を素早くつかむかどうかで、初動対応で生死を分けることだってあると思います。
情報を得るためにはスマホでもいいんですが、スマホには弱点がありますよね?そう、バッテリーが切れたらそれまで。もちろん、予備バッテリーを用意しておけばいいのですが、手持ちでなかったり、停電で電気が使えなくなる可能性もあります。
わたしも普段はほぼネット依存ですが、ネットが使えなくなったら?と思うと、なにも情報を得る手段がないことに気づきました。
これはアカン!
ということで、スマホ以外の情報入手手段を考えて、防災ラジオを購入することにしました。あ、テレビはダメですよ。持ち運べないし、停電したらアウトですから。
モンベルのH.C.マルチラジオ
ミニマリスト、モンベリスト的には余分なものを持たないというのがポリシーですが、【自分の身を守るためのもの】と考えたら、必要なものです。
こちらがモンベルのH.C.マルチラジオ。割りとコンパクトです。ちなみにこのラジオは新型で、モンベルでは旧タイプのものも売られていたようです。わたしが購入したのは、新型。基本性能にそれほど違いはありません。
モンベルの、H.C.マルチラジオの特徴はざっくり以下になります。
・AM、FM(ワイドFM対応)、短波放送対応
・USBケーブルから充電可能
・乾電池で稼働可能
・スマホへの給電可能
・ソーラーパネル充電つき
・手回しハンドルで充電できる
・ライトとしても使える
これだけ多機能なラジオ。なかなかないかも知れません。それでいてコンパクト。鞄のなかに入れて持ち歩いても、重さを忘れるくらい。
例えば登山に持っていったりという使い方もできそうです。
電波が届きにくいところでも、拾いやすい
ラジオの機能、実はあまり詳しくないのですが、昔からあるAM、FMの他に、ワイドFMと短波に対応しているとのこと。
これだけあれば、日本にいる限りは電波が入らないということは無さそうです。
聞き取りにくいときは、チャンネルを微調整するか、アンテナを伸ばして感度をあげます。
この辺は、平成になった世の中でも、昭和のアナログな感じが残っているんですね。以外とこういうシンプルな方が、災害時にはいいのかもしれません。
本体充電の方法は様々。どんなシーンでも対応できてしまう優れもの
モンベルのH.C.マルチラジオは充電方法が多彩です。付属のリチウムイオン電池を本体に取り付けて、あとは色々な方法で、充電することができます。
リチウムイオン電池が仮に使えなくても、単4乾電池3本用意すれば動きます。例えば、充電池と組み合わせれば、いいかもしれません。
USBの差し込み口は2つ役割が違うので注意!
H.C.マルチラジオ本体の側面に、USBとイヤホンのジャックがあります。USBは一般のUSBと、microUSBの2つがあります。それぞれ役割が違います。
一般USBはここから、スマホやその他充電器への【給電】ができます。電池容量が最大300mhAしかないので、満充電は難しいです。まぁ、それでも緊急時に使えないよりはマシなのでよしとしましょう。
microUSBは本体に取り付けたリチウムイオン電池の充電に使います。充電中は本体にランプがつきますので充電中かどうかがわかります。
ソーラーパネル付き。いざというときは太陽光で発電
H.C.マルチラジオの本体上面にはソーラーパネルがついています。停電だったり、電池がなかったりでどうしても充電が無理なとき、太陽光で発電することも可能です。
ソーラーパネルが小さいので、太陽光発電だけで満充電は難しいかもしれません。モンベルでも太陽光発電はあくまで補助的な使用が推奨です。
手回し発電機も装備。いざとなったら自己発電
H.C.マルチラジオの背面には手回しハンドルがついています。これをぐるぐる回すことで発電機を回し、充電する仕組みです。
自転車のフロントライトについている、ライトの発電機と同じような仕組みです。
こちらは人力になるので、体力と根気があれば、充電し続けることができます。でもなかなか、回し続けるのには根気が要りますね。
取説によると、1分間回し続けることで、ラジオが約20分聞けるそうです。
ライトとしても使える。便利なストラップつき
H.C.マルチラジオはライトとしても使えます。USBジャックと反対側の側面にライトがついています。白色灯の点灯モードと、赤色灯の点滅モード、の2つです。
停電したときに、ライトがあるのとないのとでは安心感が違います。
また、本体にストラップがついているので、引っ掻けてぶら下げて常夜灯としても使うことができます。
昼間に太陽光や手回しハンドルで充電しておき、夜は常夜灯として使う、といった使い方もできますね。
日常から使いこなさないと、宝の持ち腐れ!
このようにかなり多機能なH.C.マルチラジオですが、これを災害時だけに使うのは非常にもったいない!
わたしは普段から、スマホでラジオを聞いていましたがH.C.マルチラジオを導入してから、こちらをメイン音源として使うようにしています。
また、ライトとしても使えるので、夜、読書したり、スマホを見たりするときに読書灯として使ったりします。
また、手回しハンドルは、なにも考えずにグルグル回すだけで、ストレス解消になります(笑)充電もできて、一石二鳥です!
まとめ
多機能なH.C.マルチラジオ。災害時に使うことを想定していますが、日常使いしても十分な性能を持っていると思います。
テレビのない生活をしているので、ラジオからの情報も役立っています。このラジオだけで万全の体制がとれているわけではありませんが、使いこなしていきたいですね。
それでは、また!