よわむしめがね(@Yowamushi_glass)です。
この数ヶ月間、ブログ更新をほったらかしてました。すみません。また書き始めますね。
実はわたくし、スイスに来ておりまして、目下アルプスの山を攻略中でございます。
ツイッターでは、ボチボチ発信しているので、ご覧になっている方もいるかと思いますが、こんな感じです。
そう、スイスのマッターホルンを見たくなって、休暇を利用してみに行っていたのです。コロナの心配はありますが、万全を整えていくしかありません。
幸い、欧州は国によってですが、コロナ禍ではあっても、域内は往来が可能な国がいくつかあります。
マッターホルンを見るために、色々調べてみると、ゴルナーグラート鉄道という高山列車に乗って、展望台からの眺めが最高だということがわかりました。
これはいくしかない!
もちろん、展望台に行くためには色々検討しなきゃいけないことがあります。そうです、装備です。
今は真夏とはいえ、標高3000mを超える山の気候を舐めてはいけません。地上は30℃でも、高い山の上は一桁気温もあり得ます。
ここは、モンベリスト、もちろん高山にいくのにモンベル を装備していくことを検討しました。
今回は、ゴルナーグラート鉄道に乗って、山頂の展望台に行きましたので、そのときの装備と、実際にどうだったのかを書きたいと思います。
スイス・ゴルナーグラート展望台について
わたしが説明するまでもないのですが、一応。
マッターホルンやその周りのアルプスの山々、そして氷河を見るために、割とお手軽にアクセスできるのが、ゴルナーグラート展望台。
ゴルナーグラート鉄道が走っていて、山頂の駅(ゴルナーグラート駅)まで電車を使ってアクセスすることができます。
鉄道の出発駅はツェルマット。ツェルマットは登山口の村?町?として有名です。ホテルもレストランもあるので、別に山に登らなくても、ここで止まって楽しむこともできます。
ツェルマットからえっちらおっちら電車で登って、ゴルナーグラート駅まで登っていくわけです。
自力で頂上まで歩いて行かなくても良いんですよ。これはありがたい。
詳しくは外部リンクを見ていただいた方が良いです。
さてさて、先ほども書きましたが、この展望台の駅、標高は3000mを超えます。
真夏の富士山に登ったことがある人ならわかると思いますが、麓が気温30℃を超えていても、山頂付近の気温はどうでしょうか?
かなり寒いですよね。
同じです。わたしがトライした時も、ツェルマットの街の気温が大体25℃前後でした。わたしが到着した時の気温が多分一桁台(測ってないので、すみません大体体感です)。
これは寒い。
生半可な装備ではダメです。地上が短パン半袖でOKだからといって、上に登ったら、寒くていられないですよね。
ここは装備をしっかり考えていく必要があります。
ゴルナーグラートへ持っていったモンベル装備
では、本題に入ります。
今回わたしがゴルナーグラートへ持っていった、着用していったモンベル装備はこちらです。
・ブリーズスパンワークキャップ(装備)
・ライトシェルパーカー(ウインドブレーカー)(装備)
・ジオライン L W.タイツ(装備)
・ストレッチO.D.ニッカ(膝下ショートパンツ)(装備)
・ダウンライナーコートのダウン部分(スペリオダウンラウンドネックジャケットに似ている)(荷物)
・ロングテイルトレッキングアンブレラ(荷物)
・トレールアクションタイツ(荷物)
・バーサライトパック15(装備)
帽子をかぶって、上半身はウインドブレーカーを着て、下半身は七部丈の短パンの下に、タイツを履きました。重装備ではないですが、それなりに寒暖を考えた出で立ちです。
これである程度の寒さにも耐えられるはずですが、想像を超える寒さに遭遇するとも限らないので、ダウンジャケットと、裏起毛のタイツを持って行っています。
そして、一応傘を。
ダウンジャケットやウインドブレーカーは防寒としては優れていますが、防水性は今一つ。土砂降りの雨が降った場合は、心許ない。
ウインドブレーカーも多少、撥水性があるそうなので、小雨程度なら耐えられるものの、強めの雨なら、ちょっと厳しい。
かといって、カッパを持ってませんから、このままいくしかありません。最悪、傘を使うことも想定して、持っていきました。
山登りに慣れている人からすると「傘、持っていくのかよ!」って突っ込まれそうですが、すみません。わたし、モンベルを使ってはいますが、全くの登山初心者なので・・・。
モンベル装備。必須だったもの、不要だったもの
上記で持っていったものを書きました。下記で評価をしたいと思います。
<必須だったもの>
・ブリーズスパンワークキャップ(装備)
・ライトシェルパーカー(ウインドブレーカー)(装備)
・ジオライン L W.タイツ(装備)
・ストレッチO.D.ニッカ(膝下ショートパンツ)(装備)
・バーサライトパック15(装備)
これらは、欠かせません。帽子は日差しが強いので必須。上半身と下半身はそれなりに防寒が必要でした。
ゴルナーグラート展望台の気温はおそらく1桁でしたが、幸い晴れていたこともあって、ダウンジャケットや追加のタイツを上から着なくても、それなりに暖かく過ごせました。
風もほとんどなかったのも幸いしました。
ゴルナーグラート駅は終点(山頂)でもあるので、手前の駅で降りたり、頂上から次の駅まで降りたり、いわゆるハイキングが可能です。
登山道が整備されているわけではありませんが、ハイキングコースがいくつも設定されているようであり、道標も要所要所にあるので迷いは少ないかと思います。
一応、スマホも電波状況がよく、使えるので、迷ったらGoogle先生に確認することもできました。
わたしは今回、ハイキングしたルートはこんな感じです。
・ゴルナーグラード(Gornergrat)駅(展望台)からリッフェルゼー(Riffelsee)へ
・リッフェルゼー(Riffelsee)へリッフェルベルク(Riffelberg)駅へ
・リッフェルベルク(Riffelberg)から電車に乗りツェルマット(Zermatt)へ下山
ハイキングした時間は大体、2時間くらいだったと思います。リッフェルゼー(Riffelsee)では冒頭、サムネ画像にある逆さマッターホルンを拝むことができます。
<不要だったもの>
荷物として持っていったものは一つも使いませんでした。ハイキングすると暑くなるので、ダウンジャケットを着る必要はありませんでした。
天気が良くて、気温が上がっていたのかもしれません。
同じ理由でタイツも履きませんでした。
傘は全く使いませんでした。行った日は天気が良かったので、雨に当たりませんでした。
※今回、わたしは比較的軽装で攻略できましたが、天候やその人の体力によってはこの限りではないかもしれません。今回の記事はあくまで参考としてください。
まとめ
スイスの名峰マッターホルンを見るために、ゴルナーグラート鉄道に乗って、山頂の展望台に行き、ハイキングしながら降りてきました。
今回のケースではいくつもの偶然が重なって、モンベルのウインドブレーカーと短パン+薄手のタイツという出で立ちで、3000m超えの山へ行きましたが、特に問題はありませんでした。
しかし、天候や季節、個人の体感、山の天気の変わりやすさを考えると、使わなかったにせよ、備を持っておくことは必要かなと思います。
それでは、また!