よわむしめがね(@Yowamushi_glass)です。
特にスポーツタイプの自転車に乗るときに手袋を着用するというのは基本です。いや、偉そうに言ってますが、本格的なスポーツタイプの自転車に乗るようになってから知ったんです。
普段、街乗り程度のサイクリングなら、そんなに必要ないかもしれません。車種にもよるのですが、わたしが乗っているロードバイクの場合、手袋は必須アイテムです。
ロードバイクは一般的な自転車に比べて、タイヤ幅が細く、空気圧も高いので、路面の凹凸を拾いやすいのです。
そのため、凸凹路面のショックを手の平とお尻で受けることになります。ロードバイク乗りたてのとき、手の平とお尻の痛さに悩まされました。
しかし、対策さえしてあれば問題ありません。手袋の方も自転車専用のものであれば、問題ありません。
自転車専用の手袋はショック吸収性があるのももちろんですが、もうひとつ考慮しておかなければならないポイントがあります。それが暑さ寒さ対策です。
暑すぎると手に汗をかいてしまい、グリップが悪くなります。また、寒すぎると手がかじかんで、ブレーキをかけられなくなる恐れがあります。
どっちにしても、対策を怠るとハンドリングがうまくいかず、事故につながる恐れがあります。
今回は、自転車用手袋の寒さ対策ということで、モンベルのウインドストッパーサイクルグローブをレビューします。
モンベルのウィンドストッパーサイクルグローブ〜高機能防風グローブ
こちらがその手袋です。色はブラックです。他にもブルーとかがありますのでお好みでどうぞ。わたしはブラックの方がいいと思ったので、こちらにしています。
人差し指のところに、「mont◇bell」のロゴがありますね。また写真では見づらいですが、手の甲のところにモンベルの四菱のマークがプリントされています。
よーく見るとわかりますね。
生地はウィンドストッパー®と呼ばれるモンベルのオリジナル素材が使われています。防風性と透湿性を併せ持った素敵な生地です。
https://webshop.montbell.jp/material/aboutmaterial/maker/maker55.html
自転車やバイクで寒い日に走っていると、冷たくなるのは手と足。特に手はモロに風を受けるので、すぐに冷たくなります。
冷えを防止するためには、風を通さないことと汗をすぐに逃がすことの両方が求められます。モンベルのこの生地は両方に対応する性質を持っているんです。
実際にこの手袋をつけて何度も走っていますが、確かに風を直接は感じませんし、手袋の中で汗をかいてはいないように感じます。
汗かいてたら、中はビショビショになりますからね。
そういう意味では、しっかりとその機能を発揮できているのだと思います。
モンベルのウィンドストッパーサイクルグローブ〜親指甲で汗を拭く?
上の写真にあるように、親指の第二関節から付け根にかけての甲の部分に、別の生地が貼り付けてあります。モンベルのホームページによると、コットン生地が貼り付けられています。
なんでここに、コットン生地が貼り付けられているかというと、特に説明がないのです。
なんでだろ?どんな意味があるのか?飾りでしょうか?
わたしの考えを言いますね。
親指甲のところで、汗を拭うためにある。
どういうことかというと、ロードバイク等で走行しているとき、ペダルを漕ぎながら、手はハンドルを握り、身体を支えます。基本的には両腕でハンドリングします。
長時間乗車していると当然、汗をかきますよね。よく汗が出ると感じるのが、額です。
その額の汗が流れ落ちてきたときに、拭うためにあるのではないか?と考えています。
生地の強化だけを考えるなら、コットン生地である必要はなく、元の記事を厚くしたり、重ねたりすればいいのに、わざわざ肌触りのいい生地に変えているのです。
また、拭うのにちょうどいい位置にあるのが解せません。
ということで、ここの生地は汗を拭うためのものであると結論づけています。(間違っていたらすいません)
モンベルのウィンドストッパーサイクルグローブ〜手の平にはクッションが4カ所
この手袋の手の平側は、上の写真のようになっています。目立つのはやはり、凸状の盛り上がりですよね。
これはこの部分に緩衝材が入っているためです。
先ほども書いたように、ロードバイクなどは路面の凹凸を吸収しやすく、その吸収したショックはどこに行くかというと、手の平に行くことになります。
数十分程度ならば問題ありませんが、何時間もロードバイクでかっ飛ばしていると、次第に手の平にもダメージがきます。
ダメージを受けやすいところに、緩衝材が貼り付けられているんです。具体的にどこについているかというと、
・人差し指〜小指の付け根付近(指尖球)
・親指の下、盛り上がったところ(母指球)
・小指の下(小指球)
・親指と人差し指の間(名称不明)
実際にこの手袋をつけて走行していますが、緩衝材のクッション効果が高いのか、手のひらが痛くなることはほとんどありません。
素手だと痛いのかもしれませんが、素手で乗ろうとは思いませんからw
ちなみに夏用のフィンガーレスタイプの手袋も同じような場所にクッションがついています。
モンベルのウィンドストッパーサイクルグローブ〜実はふだん使いもできる
この手袋、自転車用ではあるのですが、一見すると普通の薄手の手袋にも見えなくもない。ということで、わたしは秋〜冬にかけて、春先にかけて、この手袋を普段でも使うようにしています。
モンベルのロゴが気になるかもしれませんが、まぁ、気にしなければいい。
手の平の部分にクッションがあっても、気にしなければ全然使えます。
しかもこの手袋、もう一つ秘密があります。まぁ、秘密でもなんでもないのですが、この手袋をつけたまま、スマートフォンを操作できるのです。
タッチパネル操作対応となっているためです。
https://webshop.montbell.jp/material/aboutclothing/system/index.php?sysid=301
これはありがたい。例えば普段使いで電車やバス待ちの際に、寒い屋外では手袋をつけたまま、スマホの操作ができればどんなに幸せか・・・
これが出来るのと、出来ないのとでは、利便性が違います。特にふだん使いしようと思うなら、こういう機能がついていてくれた方がありがたい。
まとめ
モンベルのウインドストッパーサイクルグローブ、如何でしたか?
防風性、透湿性に優れ、サイクリングに最適なだけじゃなく、スマホ操作もできる日常でも十分使える手袋です。
わたしはシーズンになるとこの手袋を自転車にそしてロードバイクにと使い倒しています。ひとつ欠点があるとすれば、厳冬期の寒さには耐えられません。
気温1桁台の真冬にこの手袋をつけていって、手が死にそうになったことがあります。防風性はあるのですが、防寒性はありませんから、その時期は別の手袋が必要になります。
まぁ、真冬の寒いときにロードバイク乗るなら、寒さ対策は万全にしておかないと、走行は無理ですからね。このグローブは、春、秋での使用が最適です。
それでは、また!!