よわむしめがね(@Yowamushi_glass)です。
寝具といえば、布団やベッドですが、これ、結構維持やお手入れが大変じゃないでしょうか?布団だったら、毎日押し入れに上げ下げが大変だし、布団自体、大きくて重い。
万年寝床であれば、まぁ上げ下げしなくても良い気もしますが、衛生面でちょっとどうかな?って思うこと、ありませんか?敷布団もあれば掛け布団もありますし、シーツもある。
布団の問題点は、その上げ下げの重労働と、布団の処分のしにくさにありますよね。
ベッドは、毎日の上げ下げは不要になりますが、それでもベットメイクは欠かせません。ベッドカバーであったり、シーツであったり。ベッドのメリットがある反面、デメリットもあります。
ベッドの問題点はやはり、スペースが犠牲になることと、処分がめちゃくちゃ大変だ!ということです。
これまでわたしも何年も布団であるいはベッドで生活してきて、さらに何度か引っ越しを経験しているのですが、その都度、「布団やベッド、面倒くさいなぁ〜。処分大変だなぁ〜」と感じて生きてきました。
それなのに具体的に何かしようと思わなかったし、どうやったらそれが解消されるか?なんて考えてきませんでした。まぁ、考えることすら、面倒くさかったというのもあるんですけどね💦
ミニマリズムの考え方に触れたとき、いろいろ調べてみたところシュラフ(寝袋)で生活している方がいるという情報を目にし、実践を計画しました。寝袋がありなら、敷布団もなんか改善できるんじゃないか?って考えた次第です。
で、考えたのが「キャンプ用のマットレスを代わりに敷く」です。
シュラフ(寝袋)についてはすでにモンベルのを持っていたので、試しに床に直に引いて寝てみたんですが、結果、無理でした!背中が痛くて、熟睡できない!ということがわかりました。
何か敷くものがないとつらいということがわかったのですが、布団は敷きたくない、ということで、敷布団がわりになるものをモンベルに探しにいきました。
今回ご紹介するのが、モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25になります。
モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25〜キャンプ用のマットレス。コンパクト収納可能。
はい、こちらがモンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッドになります。数字の「25」と「150」には意味がありますので、後ほどご説明しますね。
結構奇抜な色ですが、逆に目立っていいかもしれません。パッケージのイラストから分かる通り、これは一人用のマットレスになります。幅が約50cm、長さが150cmとありますね。
実際このマットレスの上に寝そべってみると、わたしの体型だと、幅50cmでも、全背中をカバーできます。まぁ、寝返りを打つと、そりゃはみ出します。
先程の数字の意味を説明しますね。数字の意味は以下です。
- 「25」は、マットの厚みを示す(この場合は2.5cm)
- 「150」は、マットの丈を示す(この場合は150cm)
モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25の厚みは2.5cmですが、似たようなアイテムとして「38」と「50」がありますが、その場合は、名前がU.L. コンフォートシステム キャンプパッドに代わります。
より厚みのある方が、床のゴツゴツ感を拾わないので、「25」でちょっと不安かな?と思ったら、厚みのあるタイプを選んだ方が良いでしょう。わたしの使用感からすると「25」でも問題ないとは思います。
丈の方は「90」「120」「150」「180」と4つラインナップがありますので、身長を考慮して選ぶのが良いでしょう。まぁ、普段使いで寝床として使うなら、選択肢は「150」か「180」にするしかないですね。
モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25〜膨らませるとマットになる
モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25を袋から取り出すとこのように、クルクルと折りたたまれている状態になっています。ここからマットレスの状態にしていきます。
まずは、中央の紐を広げると、こんな感じになりますね。この状態はいわゆる「空気が入っていない状態」です。そう、このマットレス、空気を入れる必要があるんです。
空気を入れるといっても、中の素材はウレタンだそうなので、風船みたいなものではなく、スポンジのようなものが詰まっていて、その隙間に空気を入れていくイメージです。
空気はどこから入れるのか?ということですが、写真マット左上の「口」のところから入れていきます。入れ方?それはもう、ここはワイルドに「自分の口を使って入れる」んです。風船を膨らませるように、思いっきり息を入れていきましょう!
一応、ポンプバッグという、別売りの空気を入れるための専用アイテムはありますが、これがなかったら空気が入れられないわけではないようです。肺活量に自信がなければ、導入しても良いかも。
※参考情報:ちなみにわたしの肺活量は、成人男性の平均よりも低いですが、それでも十分にマットレスは膨らんでいる感じです。
はい、頑張って膨らませて、モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25を床に敷いてみました。出来上がりはこんな感じ。空気入り口はしっかり閉めることを忘れずに。漏れるとまた萎んでしまいますからね。
空気は必要に応じて、時々追加して入れてあげると良いと思います。写真ではモンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25本体が入っていた、スタッフバッグ(袋)を枕っぽく組み合わせてみました。そう、このようにこのポジションに枕を置くと、150cmでもちょうど良いサイズになります。(例:身長174cm)
モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25〜寝心地は?
ということで、モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25のセッティングができたところで、気になる寝心地をレビューしていかないわけにはいきませんよね。
マットを敷かなかった時は、背中が痛くて眠れませんでしたが、このマットは厚さ2.5cmあるので、痛くはないです!さすが。まぁ、足で思いっきり踏んだりすると多少は床のごつごつした感触は残りますが、寝転がるくらいなら、あまり、床の硬さは気になりません。
マットを敷いているとはいえ、床に直に寝ているのだから、床からの底冷えが気になるんじゃないか?と思われますが、元々、寝袋の性能が高いということもあってか、底冷えが気になったことは今のところないです。
人の好みにもよりますが、もう少し柔らか目が良ければ、先程紹介した厚みのあるU.L. コンフォートシステム キャンプパッドにした方が良いかもしれませんね。
使わない時は、どこか部屋の隅にでも置いておくか、立てかける、あるいは吊るしておくこともできるので、自由自在です。とにかく軽いので、布団のように重労働を感じることはありません。
もともとキャンプ用の道具なので、持ち運ぶことも可能です。先程空気を入れましたが、逆に空気を抜いて、専用のバッグにしまうこともできます。そうすると、引っ越し荷物としてもダンボールに収まってしまいますねw
これで布団上げ下ろしの重労働や、布団ベッドの処分の煩わしさから解放されましたよね。
モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25〜意外な弱点?
このようにいいとこづくめのモンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25でしたが、ひとつ問題が発生しました。1年ほど使い続けた結果、壊れてしまいました。
原因はメンテナンス不足。具体的にいうと、汚れをそのままにして放置していたことがどうやらまずかったようです。毎日使うものですから、ケアはそれなりにしないといけないんですよね。ついつい忘れてしまいがちですが、それは、布団だろうが、ベッドだろうが、マットだろうが同じだったんです。
現在は原因から対策をとって対応しています。その時の記事も書いていますので、よかったら覗いてみてください。
<原因編>
<復活編>
<対策編>
まとめ
モンベルのU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25をレビューしました。もともと、シュラフ(寝袋)での生活を実践しようと試みたかったのと、布団の上げ下ろし、布団とベッドの引っ越し時の処分の煩わしさから解放されたくて導入したアイテムです。
色々失敗はしていたりしますが、概ね目的を達成できているので、これでよしとしています。そりゃ、キャンプで寝泊まりするときに、快適に過ごせるのだから、家で敷いて寝ても、快適さが失われることはありませんよね。
家にいながら、さながら毎日キャンプしているような感じですが、それも面白いので良しとしましょうw
それでは,また!!