どうも。弱虫眼鏡です。
人間関係に悩んでいるあなた、何故悩んでいるんでしょうか?わからない?もしかしたら、あなたは妥協ばかりしてませんか?
周りの人間はあなたの妥協ばかりする態度に付け込んで、攻め込んできているかもしれません。
今すぐ妥協を止めましょう!
妥協という言葉の意味
今更ですが、『妥協』という言葉の意味を改めておさらいしてみます。
対立していた者の一方が他方に、あるいは双方が譲ることで意見をまとめること。 「適当なところで-する」
出典|三省堂大辞林 第三版
出典|三省堂大辞林 第三版
ここで重要なのが『双方が譲る』というところです。意見を色々戦わせて違うところや、合わないところは当然出てきますが、それでもお互いに『譲って』お互いにある程度納得が出来るところで、まとめるときにはじめて『妥協』ということが成立するわけです。
妥協ばかりして落ち込んでいる人って、本当の意味で他人と『妥協』出来ているでしょうか?
妥協ではなくて、ただ相手の顔色を窺って自分が折れているだけ
多分妥協しすぎて悩んでいる人は、『妥協』出来ていない人です。まず十分な議論を相手としていない場合が殆どではないでしょうか?
そして、相手の意思を尊重して『自分が折れる』ことで、丸く収めようとしていませんか?
その場はうまくやり過ごすことはできるでしょう。でも、あなたは恐らく納得はしていないはずです。だって、相手と十分議論していないのだから。
恐らくあなたの中での感覚では7:3か8:2くらい、相手が有利な条件で『妥協』したと感じているはずです。それがあなたの気分を暗くさせる原因なのです。つまりあなたの主張が2~3割しか通ってないんですよ?
そんな状況で、納得しろと言われる方が苦しい。しかしそういった『折れる』ことを続けていくと、あなたの中で不満がどんどんたまっていく。
そしてある時、ドカンと爆発する。
『自分はこんなにも相手のことを思っているのに!何故?!』
『良かれと思ってやったのに感謝されるべきなのに!何故?!』
『妥協したのに!何故?!』
恐らく相手はあなたが『妥協』してくれたことに対してなんとも思っていない可能性が高いです。なぜなら言葉の意味のとおり、相手は『だって、お前は納得してその答えを出したんだろう?!』と解釈するので、『怒っている意味が分からない』となります。
そして、ますます他人に対して何も言えなくなってしまいます。そういう状態になることを惰弱といいます。
惰弱の言葉の意味は?
惰弱という言葉についてもその意味をおさらいしておきます。
①積極的に物事をしようとする意気込みをもたないこと。意気地のないこと。気力に欠けること。また、そのさま。 「 -な心」 「世の中が益々-に流れる/象 潤一郎」
②体力の弱いこと。勢力の弱いこと。また、そのさま。 「 -な体を鍛えなおす」
出典|三省堂大辞林 第三版
②体力の弱いこと。勢力の弱いこと。また、そのさま。 「 -な体を鍛えなおす」
出典|三省堂大辞林 第三版
まあ、今回の場合、①の意味のほうが近いと思いますが。他社との関係を良好に保ちたいばっかりに、『妥協』を続けた結果、うまくいかなくなって『惰弱』になってしまいます。
つまり『妥協』の仕方が間違っていたんですね。
自分の意見や主張を抑えて『折れること』に主眼を置いて交渉しているのならば、結局はあなたに跳ね返ってきて、色々損をします。
例えば、やりたくないことをやらされたり、騙されたり、お金を取られたり、人間関係が壊れたりなどです。
心当たり、ありませんか?
相手と『妥協』したいなら、議論しろ!戦え!
無条件降伏ならいいですが、少しは自分の主張を通したいですよね。でも『折れる』のはもうやめましょう。それは『妥協』ではなく『惰弱』です。
そのためには、勇気をもって議論をして、戦うしかありません。争いたくない?!確かにそういう人もいます。そういう人は優しい人なんです。
でもその優しさが、相手も自分もダメにします。相手は『増長』し、自分は『惰弱』になります。
対等とはいかないまでも議論をして戦うことで、本当の意味で『妥協』が出来たときに、納得できればその『妥協』も双方にとって気持ちの良いけっかになるでしょう。
折れるだけでは『気持ち悪い』ことをし続けているのと同じです。いつまで気持ちの悪いことを続けますか?一歩、踏み出しましょう。
腹を割って話すというのは『妥協する』一番の近道かも知れませんね。
まとめ
妥協し続けていてもいい人間関係は築けません。妥協したあなたを相手は『いいひと』とは思いませんよ。『(都合の)いいひと』ぐらいなものです。
思いや考えを主張する人になりましょう!私も負けないように頑張ります!
それでは、また!!