アイテムレビュー

モンベルのフォームクッション|畳んで持ち運べる軽量座布団

よわむしめがね(@Yowamushi_glass)です。

来客用のアイテムって、本当に使わないですよね。特に布団とか、座布団とか、出番はほとんどないのに、持っていなくちゃいけない。来客が頻繁にあるおうちならいいでしょう。

しかし、わたしのように独り暮らしの家に、わざわざ訪ねて来る人はかなりの少数派です。家で会うよりも、外で会う方が多いですからね(寂しすぎるので、来訪者が皆無というわけではないですよ・・・)

座布団も布団も、お客さんのために持つんではなくて、自分の日常生活に組み込んで活用できる、必要なものなら、購入してよいと思います。

ただ、嵩張るモノは購入したくない。

わたしは布団やベッドを持たず、シュラフ(寝袋)で生活していますが、余計なもので狭い部屋を占有されたくないからです。

布団もそうですが、座布団も同じ。座布団の出番って、独り身だと本当に少ない。だったら、必要に応じて座布団になり、不要なときはコンパクトに収納できる座布団はないものか?って考えます。

…あるんです。座布団が。アウトドア用の座布団です。今回はモンベルのフォームクッションをご紹介します。

モンベルのフォームクッションとは?

こちらがモンベルのフォームクッションです。上の写真はフォームクッションを広げた状態です。横線が3本、くっきりついているのがわかりますが、これが折り目になります。後述しますが、折り目を使って畳むことができるのです。

モンベルのフォームクッションの色は、2種類ありシアンブルーとガーネットの設定です。上の写真の色はお気づきかもしれませんが、「グリーン」です。現在は、どうやらグリーンの設定は無くなってしまいました。ちょっと残念ですよね。

素材はポリエチレン。重さはなんと38g!超軽いですよね。実際に持ってみると、とても軽く、重さをあんまり感じさせません。

モンベルのフォームクッションは1人用のクッションです。大人一人分の大きさなので、それ以上の人数で使うのには適していません。複数人で使う場合は、人数分の用意が必要ですね。

モンベルのフォームクッション|折り畳むとどうなるのか?

モンベルのフォームクッションは、折り畳んで手軽に持ち運べるという特徴があります。では、実際に折り畳むとどういう感じになるか?上の写真をご覧ください。かなりコンパクトになりましたね。

写真を見るとわかるように、クッションの中央部分に「mont-bell」のロゴが見えますね。まぁ、ただ彫ってあるだけなので、別の色に変えられてはいないので、あまり目立ちません。

この時のサイズは長さ26×幅8×厚さ3.5cm。幅8cmということで、片手で掴むこともできるサイズです。

モンベルのフォームクッションには、残念ながら折り畳んだときに固定するためのバンドは付属していません。バンドや紐で固定しない場合は、折り畳んでも、「まとまり」はしません。

どうしても固定したい場合は、別途、バンドや紐を使って固定する必要があります。例えば、こんな感じのものがあれば、良いですね。

モンベルのフォームクッション~座り心地は?

モンベルのフォームクッションの座り心地はどうなんでしょう?コレばっかりは、実際に座ってみて、試してみないことにはなんとも言えません。

ということで、座った感じをレビューします。座りごこち悪くないです。ポリエチレンのクッションが効いているので、地面のちょっとした凹凸なら、クッションで吸収してくれます。

アウトドア用ですが、なにも屋外だけで使う必要はありません。例えばわたしの場合、基本的には自宅で使っています。

もちろんごく稀ですが、外に持っていって、座席のないところ、おしりが汚れそうなところに持っていき【屋外クッション】として使っています。これ1枚、持っていけば、本当にどこでも座っていられます。

歩き疲れて、ちょっと腰掛けたい、座る場所はあるけど、お尻の汚れが気になる。そんなときに、モンベルのフォームクッションをサッと広げて、即席ベンチを作れば、最高ですね。

折り畳めば、バックパックや少し大きめのカバンになら収納できますので、常に持ち運んで、サッと取り出して座るっていう使い方もアリですw

モンベルのフォームクッション~客用座布団として使ったら・・・

お客さんが家を訪問したとき、椅子がなければ、座布団を提供するかと思います。地べたに座って頂くのは何か心苦しいし、少し失礼に当たるような感じもします。

かといって、日常生活でほとんど使うことのない客用座布団を確保しておくことも嫌です。では、どうしたらいいでしょう?どうしたらといっても、手持ちはモンベルのフォームクッションしかありませんので、これを提供するしかありません。

実際に来客があったので、座布団代わりにモンベルのフォームクッションを提供してみました。お客の反応をまとめておきたいと思います。

大体皆さん、受け入れてくれましたw

後で、来客話を聞いたのですが、座布団を出す前に、何もない部屋を見ているので「この家には座布団なんかないんだろうなぁ・・・」と思ったそうです。そりゃそうだ。

そこに意表を突いて、モンベルのフォームクッションを提供されたので、少し戸惑ったようです。まぁ、親しい人なら、その反応を見て話のネタにしてますけどねw

モンベルのフォームクッション~デメリットは?

モンベルのフォームクッションにデメリットはないのでしょうか?わたしが実際使ってみて【ちょっとなぁ】と思うところをいくつか挙げたいと思います。

・長時間座り続けると、やっぱりお尻は痛い

・凸凹の跡が中々消えない

・もうちょい、クッション性が欲しい

・お客さんに出すと、???な顔をされる

このクッションを床に敷いて、パソコンやらなんやらの作業をしていますが、長時間ずーっと座っていると、やっぱりお尻は痛くなってきます。お尻の痛みを軽減するために、立ち上がったり、こまめな位置調整は必要になります。

長時間座り続けるのではなく、短時間座るのがお尻に優しいです。

一度、外へ出て使ってみたのですが、接地面の凸凹が裏面に転写されて、なかなかその跡が消えませんでした。機能上は問題ないと思いますが、気にする人は、気になってしまうかも。

低反発のような、クッション性はないので、好みにもよると思いますが、もう少しクッション性は欲しいなぁ・・・と思います。

お客さんの反応は、上で書いた通りですねw

<追記>

座布団として使っていたフォームクッションですが、手放しました。手放した理由をまとめていますので、こちらも覗いてみてくださいね。

モンベルで手放したもの。フォームクッション 弱虫眼鏡(@Yowamushi_glass)です。 日本の家庭にならどこにでもあるモノ。そのひとつが座布団です。ワンルー...

まとめ

モンベルのフォームクッションをレビューしました。一人用の折り畳める座布団として、簡易的に使うのであればグッドです。あまり長時間の使用には向かないし、安易にお客さんが来たときに座布団として使う場合は、注意が必要です。

いいところもあれば、よくないところもありますが、特徴を掴んで、適材適所で使えば問題ないですね。

それでは、また!

 
ABOUT ME
よわむしめがね
モノが少ない人。モンベルだけで暮らす、モンベリスト。